2012年6月 のアーカイブ

2012年6月29日 金曜日

After the rain

雨の日の試合後には、横断幕やバンディエラの洗濯、乾燥作業が待っています。

1本が25メートルあるバンディエラ。ホームゲームでは10本を超えるバンディエラがバックスタンドを彩り、サポーターの心を繋いでいます。

甲府戦後、カンスタの前にあるコインランドリーに直行し、バンディエラを洗濯し乾燥機にかけ丁寧に畳みました。特にハードなのは畳みの作業。次回の試合ですぐに展開できるよう、蛇腹状に畳んでいきます。いつもは翌日の午前中(平日ですが…)、有志のメンバーを募って参加して貰い、皆で手分けして作業を行うのですが、梅雨の時期で天気の見通しも立たなかった為、この日は即座に行いました。

結局、今回は全ての乾燥を終える事が出来なかったため、残りのバンディエラはメンバーが持ち帰り、家の中で干したようです。夏場になれば気温も上がり、選手と共に戦うサポーターの汗や、時には歓喜の涙で濡れるバンディエラ…。

ご心配なく。年に数回は洗濯されています( これらの費用は横断幕・バンディエラの管理を一括して行っているCURVA ROSAの会費から捻出されています)。

「晴れの国」岡山ですが、年に数回は雨の試合を経験します。機会があればここで告知し、皆さんに手伝って頂く事があるかも知れません。その時は、どうぞ宜しくお願いします。さて、バンディエラの乾燥作業は仕上がったものの、横断幕の乾燥作業が残っています。しかし、次節アウェイの京都戦までにはバッチリ乾燥されている事でしょう。

追記:
横断幕の乾燥作業も無事、終了しました。今回はカンコースタジアムのメインスタンドをお借りしての作業となりました。参加人数は10人程度でしたが、皆がテキパキ動き、2時間で完了しました。

2012年6月12日 火曜日

CURVA ROSA(4)

2006年を迎え、俺たちがやっていた草サッカーリーグ選抜チームVSファジアーノという、非公式のドリームマッチが開催された。今からしてみれば考えられない事だ。その日の為に炊き出しの準備に追われる日々(笑)

冬の風が吹き荒れる河川敷のグランドで、ひっそりと非公式マッチのキックオフの笛が鳴った。

結果は10-0の大完封負け!

当時、ファジアーノの存在を遠く上から見ていた人も居ただろうけど、これが実力の差だな。ドリブルで誰も寄せ付けない藤井一昌。ゴール前まで行き、自軍までドリブルで帰る福森慎太郎。「どうだい!これが俺のファジアーノだぜ!」と、心の中で言ってたっけ。試合が終わり、一昌の挨拶で非公式マッチは終った。その後、皆で豚汁を食べ、昨年の悔しい思いや、今期に繋がる話をした。皆が帰ったあと、音声ファイルの録音をノイズだらけの河川敷で行った。当初FORZAにUPされていたのがそうだ。

何かやらなけりゃ!何かやらなけりゃ!そんな思いで日々を過ごしていた。

2月に熊本で行われた西日本社会人大会で、初代ROSA断幕が披露された。思い立って発注から1週間で作成して貰い、業者の方にえらい迷惑を掛けた事は今でも忘れていない。それまでの手作り感満載のやっつけ横断幕と違い、特殊な素材で持ち運びもしやすく、色もセクシーマッドブラック(つや消し黒)に仕上げられた15MのROSA断幕。俺達はそれを熊本のKKウイング補助へと運び、誇らしげに拡げた。

数日後、イオン倉敷でビラ配りをさせて頂く話になり、不安と期待の中イオン倉敷の出入り口で当時のNPO、ファンクラブ会員の申込書のビラを配った。なにやら怪しい集団がビラを配っている様に見えただろう。殆どの人が首をかしげる中、真剣に話を聞いてくださる方も居られ、あっという間に終わりの時間が来た。成果があったかどうかは分からない。ただ言えることは、立ち止まっていては何も始まらないし変わらない。ファジアーノのサポーターをやると決めたいつからか、周囲に対する自覚が生まれ始めていた。

2006年開幕へ向け、俺たちだけじゃなくフロントが大きく変革を告げようとしていた。
それまで未知だったファジアーノという存在を、岡山の街が少しずつ知っていった。

2005年は岡山市内で公式戦を戦ったことが無かったが、2006年の開幕は桃スタ!今で言うカンスタ。その頃の様子は、たーぼさんのブログを見て貰えば分かると思う。今とは比ぶべくもないが、携わる全ての人がありったけの情熱を注いでいた。

初の桃スタ!

今で言えば当たり前となってしまっているが、夢だった桃スタ!何人来てくれるかは分からないが、桃スタって事だけで震えが止まらなかった。そう、あの日が無ければ今は無い。だからその瞬間を全力で生きる!今となんちゃ変わってない。朝、早くからフロント、ボランティアスタッフの方々、そしてサポーターで集まり、各々が準備へと取り掛かった。そして夢の時間へと刻は迫り、キックオフの笛が鳴らされた…。

2006年、ホーム開幕戦。レノファ山口に勝利し、次節セントラル中国戦(現デッツオーラ島根)へと弾みをつけた!同時に奉還町商店街でイベントを行って頂いた。今も昔もそう。スタートは奉還町商店街。

さあ行こう!
アウェイ島根に!

意気揚々と数台の車に別れて現場を目指すROSA一行。ところが横断幕を積んだ車輌が高速上でガス欠になり、キックオフぎりぎりまで横断幕が届かないという事件が発生。この時から、「あもった」という言葉が生まれた(笑)

選手はピッチで、俺たちはスタンドで戦ったセントラル中国戦。結果は大敗…。試合後、遠くを見つめながら熊本での敗戦が脳裏をよぎった。たとえどんな事があろうとも、俺たちは見捨てたり見放したりはしない。

ROSA段幕に書かれている文字の意味を深く胸に刻み込み、選手と共に戦う日は続いて行った。