2013年11月11日

チイサナチカラ

徳島戦の試合後に、正直、胸が詰まり一瞬、言葉を失いそうになった…

今回、俺たちはバスツアーで参戦した。
そのバスツアーには、沢山の人が乗っててさ。
小さな子供も家族で参加していて、その子供に何故かサインを求められ、恥ずかしながら書いたこともないサインをタオマフに書いたあげたという過去があるんだ。

スタジアムに着き、段幕などのセッティングを終え、スタグルメへと向かっている時に、その子供たちと少し話をした。

タオマフを大事に持ってるよって言ってくれた。

その言葉が恥ずかしいやら嬉しくてさ。
お礼に、何の意味もなさない俺の名刺をあげた。
お母さんからは、頑張って下さいって、のど飴を頂いた。






…言葉を失いかけていたが、そのほんの少しの時間の触れ合いが脳裏を過ぎり、小さな子供たちも一緒に戦ってくれた仲間なんだよな!

そう思い、胸と言葉に詰まりかけていた俺は、こんな言葉を喋ったあと、拡声器を置いた。

「選手も辛いし、俺だって辛い!」
「もちろん皆だって辛いに決まってる!」
「だけど俺たちの街にはファジアーノが在り、この街にこのクラブが在るそのことを誇りに思う!」
「だからどんな時だって応援する!」
「俺たちが愛するクラブは、ファジアーノなんだよ!」


プレーオフという今年の目標が目の前で途絶え、賛否両論あるし、甘いって言われても構わない!
拍手で迎えよう!
俺はそう思った。

その後のファジアーノコールは、たとえどんな事があっても、俺たちは見捨てたり、見放したりはしない。
そんな想いも込めてたんだ。

『現場』で戦い、やり切ったという多くの仲間も、きっとそんな想いを込めて、コールをしていたんだと思う。

プレーオフという目標を失いはしたが、その失ったモノは、また皆で取り返しに行けばいいじゃねえか。

「夢って何ですか?」
と聞かれる事があんだけど、その夢とするモノは全て叶えて来た。

今ある夢…
それは、J1昇格という事も大にしてあるが、一緒に戦ってくれてる若い世代や、なによりも小さな子供たちが中心となり、GATE10を盛り上げ易いような環境作りじゃないのかなって思うんだ。

だからどんな時も逃げず、時には矢面に立ち、俺は俺がすべき事を続けて行く。


そして、
泣いても笑っても、今年は残り2戦!
皆が持てる全てを出し切り、選手と共に戦おう!

長い道のりになるかも知んねえけど、ずっとずっと、皆で夢を掴みに行こうよ!

一夜明けた今日、気持ちを切り替え、
ホームゲーム最後となる富山戦は、笑顔溢れ、そして皆が戦うスタジアムにしたいんだ。

でさ、
いつも力不足で申し訳ねえし、皆には辛い思いを沢山させちゃってるけど、俺も頑張るからさ、いっぱい力を貸してよ!

すっごく宜しくお願いします。

岡本透







今回のバスツアーでは、小さな子供たちに勇気を与えて貰い、恥ずかしいやら嬉しいやら、また何か違った感覚というか、新しい何かを発見出来たと思うんだ。

さあ!
日曜日に向け、力一杯やって行こうぜ!



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