2012年3月11日

3.11

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2011年3月11日。
東日本を未曾有の大災害が襲いました。

津波により、一瞬にして押し流された人々や家屋。追い討ちをかけるような原発事故。尊い命、生活、故郷。あらゆるものが失われてしまった痛み、苦しみ、悲しみは今なお癒えるはずもなく、到底、私達の想像の及ぶところではありません。

ファジアーノ岡山は、2011シーズン、ホーム開幕戦を迎える直前のことでしたが、Jリーグは全試合が中止。報道映像には、ベガルタ仙台、鹿島アントラーズ、水戸ホーリーホックが使用しているスタジアムの無惨な姿が映し出されていました。

翌日の土曜日、試合が行われる筈だったカンスタでは、急遽カマタマーレ讃岐とのトレーニングマッチが組まれました。

熱狂もパッションもない寂しい空間。そこにはGATE10の中心メンバー達が集まっていました。何かしないと、でも何をしていいかわからない。とりあえずスタジアムに行けば仲間がいるかもしれない。或いは単純にファジアーノの選手達が無事に走っているところを見たかったのかもしれない。試合の為に予定を空けていたのだから、ここに集まることは必然だったのかもしれません。

災害に言葉を失い、試合中止に行き場を失った。そうした皆の表情を見て、リーダーの岡本が即座にこう言いました。

「何か、やろう。」

そして、その場で募金活動の企画が立ち上がりました。実行は翌日の日曜日。サポーターを集めてカンスタのある運動公園で募金活動を行おう、という事になりました。その日のうちに募金箱の調達や公園の運営管理者への連絡などを迅速に行い、当時、活動告知の中核だったmixiのコミュニティを中心に、
各個人のTwitterやブログで参加の呼びかけをしました。結局、公園での募金活動は禁止されていることが判明した為、名目を「応援練習」として集まり、帰りがけに募金をしてもらうというような、とにかく苦肉の策になりました。

日曜日、わずか期間1日という急な呼びかけにも関わらず100名を超えるサポーター有志が集まり、243,366円の義援金が日本赤十字社に届けられました。中には通りすがりの方や、サポーターではないけれどもTwitterを見てわざわざ来てくれたという方もいました。この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。また、手塚前監督が指揮し、数多くの元所属選手が活躍していた福島ユナイテッドの縁で、GATE10のメンバーから福島の地に多くの物資などが届けられた、と聞いています。

あの日から1年。復興の日はまだ果てしなく遠いように感じます。ファジアーノは「100年続くDNA」というスローガンを掲げていますが、復興にはそれ以上の時間がかかってしまうかもしれません。亡くなった方の事を思うと真の復興などない、という意見もあると思います。それでも、私達は前を向いて歩いていかなければなりません。

震災の地とは遠く離れた岡山からではありますが、今後も復興に微力ながら協力させて頂き、同じ日本に住むものとして「共に生きる」という事を強く胸に刻んでいきたいと思います。また、Jリーグのサポーターとして、全国にいる多くの仲間たちとフットボールを通じて日本中を盛り上げる、再び元気にする活動を続けていくことを宣言します。

フットボールの熱狂を、もう一度我らの手に。

最後に、震災によって被害に遭われた方々に、心からお見舞い申し上げます。


ファジサポ義援金、寄付完了のお知らせ
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